介護の仕事と人材不足の理由

介護職と聞くと、特別養護老人ホームやデイサービスを最初に思い浮かべるのではないでしょうか?障がい者施設を思い出す人もいるかもしれません。他にも就労移行支援やグループホームなど、働く場所はたくさんあります。そして一つの施設や事業所を運営するためには、役所や地域包括支援センターなどの関係機関と連携していく必要があります。現場では、医師や看護師、栄養士など違う職業の人達と一緒に働いていくことになります。

そうした環境の中で介護職員とは、利用者にとって一番身近な存在です。利用者にできることを増やしていく、または現状維持を目指しながら、できないことを手助けして日常に不便や危険が無いように手助けしていくのが仕事です。具体的には、三大介助と言われる排泄介助、入浴介助、食事介助があります。他にも日中活動や行事の企画、洗濯や掃除など日常生活に必要なこと全てが仕事になります。

では一体なぜ人材不足になるのかというと、それは体力面と収入面の二つが大きな理由になっているようです。体力面では、入浴介助などで腰を痛める人が多く、勤務時間の長い夜勤や、変則勤務で体を壊しやすくなります。極めつけに職場の人間関係が悪ければ、心身共にストレスは多大なものになります。収入面では、介護業界は利益を追及する性質ではないため、定員になればそれ以上の収益が発生しません。ですから、収入が増えることもなく安いままということになってしまうのです。介護職員の人材不足を解消するには、いかに現場の負担を軽くしていくことがヒントになりそうです。